背負子の作成(試作バージョン)
肩掛けの作成
これは、まだ試作段階です
試作の背負子の肩掛けは、スーツケースベルトを縫っただけです
ちょっと、強度に疑問が残ります
あと見た目も、少し渋くしたいので
草鞋(わらじ)の編み方を参考にして試作してみました
右側がその試作品です
形が少し不格好になってしまいました
そして、作るのがかなり面倒です
そこで、少しでも楽にできないかと、木の棒の治具で作ったのが左側です
これなら、いけそうと試作したのが最初の写真の肩掛けです
作り方
材料
ロープ 4㎜×10m
PPよりロープ 5㎜×300m
ガムテープ 端を止めるのに使用します
止めることが出来れば、ガムテープじゃなくても問題ありません
工具
6Φ×900㎜の木の棒を半分に切って
端を少し削って、そこに丈夫な糸を固定しています
今回は、PEライン3号
4本必要です
ロープを切るのに、カッターナイフかハサミが必要です
印をつけるのに、サインペン
作成
ロープを2ヒロの長さで2本切ります(1ヒロ=160㎝程度)
同じく、1ヒロ+αの長さで2本切ります(10mの残りを、半分にしています)
1ヒロのロープの真ん中に、2本ともサインペンで印を入れます
2ヒロのロープを半分に折って20㎝くらいの長さの輪を作ります
左手でしっかり持っておきます
ロープで結び目を作ります
まだ、締め込みません
1ヒロのロープを通して、印のところが結び目にくるようにします
左手側に結び目が来るようにしっかり締めこみます
15㎝くらいの長さの輪っかできると思います
同様に、もう1個作ります
PPよりロープを10ヒロの長さに切っておきます
4ヒロで15㎝くらいになります
なので、40㎝くらいかな
木の棒の輪っかがついてる方を揃えてもって
PPよりロープの端から30㎝ほどのところから
木の棒とロープが交互になるように編んでいきます
輪っか側に交差するように、編みこみます
軽く締めこんでおきます
きつく締めこむと、あとで木の棒が動きません、あくまで軽くです
ロープの端が少し残る程度(5㎝くらいかな)まで、編みこみます
ロープだけをガムテープで、一応、固定しておきます、ロープだけですよ
いらないかもしれないけど、安心の為に
今仮止めした方をもって、ロープを編みこんでいきます
あくまで軽くですよ
10㎝程度残して、編んでいきます
内側の2本の輪っかに、長い方のロープの端を通しておきます
外側の2本の輪っかに、短い方のロープを通します
今、編んだところを輪っか側に寄せておきます
内側の棒からゆっくり引いて、ループを編みこんだところの
真ん中あたりまで引き込みます
内側の棒を引いて、ロープを引き込んだら
外側の棒も引いて、ロープを引き込みます
その時、内側の木の棒より、外側の木の棒の引く距離は
少し短くしておくと、意外と問題なく作業できます
再び、編みこんで寄せて、ロープを引き込むの繰り返しです
写真のようにロープが、引っかかることがあります
その時は、引っかかってるPPロープをゆっくり下げると外れると思います
外側のロープが、引っかかった時は引っかかったところ辺りを
うねうねさせると外れると思います
木の棒の治具、もう少し改良できると発生しなくなるかも
糸をもう少し短くするとか、針金で作るとか
最後まで編んだら、外側の木の棒に結んでおきます
内側の木の棒を抜いてしまいます
外側の木の棒も抜いてしまします
輪っかがついてる方が、写真のようにちゃんとしてるか確認します
ねじれているときがあります、
その時は、輪っかをねじれてる方のロープの間に通すと直ります
PPロープの端を2~3回、ロープに巻き付けます
内側のロープの端を、一回交差させます
内側のロープを、引っ張って締めこんでいきます
内側の締めこんだロープの上になるように
外側のロープを交差させて締めこみます
しっかり締めこんだら、結んで端を切っておきます
仮止めのテープを剥がして、肩掛けの完成です
あとは、背負子に結んで、終わりですね
少しは、渋い感じになったかな