軽量一発かごの作成
条件が合うと爆発的な威力を発揮する
一発かご
まだまだ、改善要素はありますが一応使用可能になったので
作り方を説明します
一応、2号負荷のかごかな(3号くらい?)
サイズはロケットかごサイズです、悪しからず
材料
ロケットかご Lサイズ
硬質ステンレス線 Φ0.8mm
超硬質ステンレス線 Φ0.6mm(硬質でもできますよ)
パイプ 外径3mm
(今回は硬質発泡スチロールについてたもの)
軟質ステンレスの針金 Φ0.8mm
Φ0.28mm
軟質ステンレスの針金は、加工できればサイズのこだわりはありません
スプリットシンカー 2個 1/8oz 前後
かごの重さ調整用なので取り付けることが出来れば錘の変更は可能です
ウオーターグレムリン 735-3 約4g 3号くらい
735-4 約3g 2号くらい
工具
ハサミ
デザインナイフ
ニッパー
ラジオペンチ
ペンチ
あと、マジックペン
紙やすり
番手は粗目か中目
(ナイフでしっかり加工できれば必要ないです)
穴開け用
Φ2mmのドリル (柄がついて方がやりやすい)
自作ニードル(割りばしなどに太めの縫い針を固定したもの)
ダビングニードル(穴を広げるために使用します)
以前は100均で0.8mmのハンドドリルあったけど・・・・・
針金の端を隠します
加工
本体(エサ入れ側)の準備
ロケットかごの尖ったほうの
真ん中の穴のところ(赤線あたり)を切り落とします
錘を入れるスペースを取りたいので
穴の中心より、すこしずらしています
ハサミで切り落として
紙やすりをかけて平らにして
かえりをデザインナイフで落としていきます
穴のところの角を落とします
蓋の準備
ロケットかごの段になっているところを
5mmほどのこして切り落とします
マジックで5㎜のところに印を入れます
ハサミで穴のところを切り落として
出来るだけハサミで切ると紙やすりかけが楽です
紙やすりで、平らにしながら、長さを調整します
今回は内側はかえり取り、外側は、面取り(角落とし)です
錘の入るところの加工
本体側と蓋を合わせて、小さい穴の開いている側に
印を入れます(両側です)
マジックを目安として、赤い線のあたりを削り落とします
この作業が、面倒です
私は、ニッパーで、軽く挟んでキズを入れて、ナイフで切っています
ニッパーで切ると、割れることがありますので
あくまで、軽く傷つける程度で
残った部分をデザインナイフで、切り取ります
蓋と本体を合わせて何度か、出し入れをしてみます
引っ掛かりがあれば、削って、引っ掛かりをなくします
蓋の引っ掛け作成
硬質ステンレス線 Φ0.8mmを5㎝ほどに切ります
真ん中が5~6mmになるように、コの字型に曲げます
ペンチで中央を少し咥えて
くの字に曲げます
蓋の引っ掛けの取り付け
目安は、ある程度つけますけど
ここから先は結構、勘に頼った作業になります
引っ掛けの針金と蓋を合わせてみて大体の位置を確認します
(切れ込みを入れてない真ん中あたりです)
穴をあけるところに、印をつけます
ニードルで穴をあけます
ダビングニードルで穴を広げて、引っ掛けの針金を差し込みます
(ひっかける向きに注意してください)
少し折り曲げて(先に曲げる準備をしていると楽です)
いらないところをニッパーで切ります
ラジオペンチで、しっかり曲げこみます
Φ0.6mmのステンレス線で引っ掛かりを確認します
ほんの少し、引っかかるだけで、OK
2mmもあると,蓋が開かないことがあります
「う~ん、失敗、穴位置が悪いね、反対側でやり直し」
ヒンジの作成
パイプを8mmで切ります
Φ0.8mmのステンレス線を12㎝くらいで切ります
真ん中あたりを8mmほど咥えます
コの字に曲げます
片側を開いて、パイプを通します
開いた針金をもとに戻して、コの字にします
パイプがコロコロ動いていれば、OKです
蓋にパイプを当てて、ニードルで印をつけます
引っ掛け金物の反対側に、4か所
印をつけたところを、ニードルで貫通させます
0.28mmの針金を4㎝程度に、2本切って、Uの字にまげます
蓋にパイプを付けた針金を当てて先ほどの穴から、0.28mmの針金を外側から通します
ラジオペンチで、ねじってパイプを固定します
5mmほど残して,折り曲げます(両方ですよ)
これで、蓋側は、ほぼ完成です
取り付けます
本体と蓋を合わせます(小穴のない方に、針金を添わせます)
指で蓋を抑えて、1mm程度、隙間をあけて押さえます
本体の3/2くらいに、針金も一緒に、マジックで印をつけます
本体の印のところを、ニードルで穴をあけます
蓋の針金は、印を目安にして、鋭角に曲げます
蓋側の針金の長さの2/3程度になるように端を切ります
一度、組んでみて全体のバランスを見ます
ちょっと、左が下がっています、修正します
あまり何度も出来ませんが、数回程度なら、修正出来ると思います
一旦、針金を伸ばして、もう一度、ラジオペンチで咥えて、曲げなおします
大丈夫そうですね
ラジオペンチで、ある程度曲げておきます
外側の針金の真ん中あたり、針金の両側に、ニードルで穴をあけます
0.28mmの針金を8㎝ほどに、2本切ります
針金の横の穴から入れます(どちらでも、かまいません)
ラジオペンチで、針金を持って、0.8mmの針金の外側を通して
反対側の穴から出します
(0.8mm針金が、邪魔な時があります、その時は、
針金を入れる穴を変えてください、楽になると思います)
蓋が、キチンとしてるか確認して、ペンチで、引っ張りながら
ねじって、0.8mmの針金を固定します
5mmほど残して、折り曲げます
ギミック部の作成
0.6mmの超硬質ステンレス線を15㎝くらいの長さに切ります
真ん中あたりが、10mm程度のコの字を作ります
蓋の引っ掛け部にかけて、大きさ、引っ掛かり具合を確認します
問題ないようでしたら
針金をかけたまま
蓋を少しづつあけて、蓋のふちが1~2mm程度残るようにします
先ほどと同様に本体の2/3程度に、針金と一緒に、マジックで印をつける
本体の印のところにニードルで穴をあけます
針金を印のところで、鋭角に曲げる
コの字側の長さの半分程度に端を切る
仮組して確認する
良さげです
ラジオペンチで押さえて固定します
内側の針金の真ん中あたりを
先ほどと同様に、ニードルで、4か所、穴をあけます
0.28mmの針金を2本8㎝ほどに切って、先ほどと同様に固定します
錘の取り付け
スプリットシンカーを本体に差し込みます
ラジオペンチのギザギザの無いところで挟んでつぶします
0.28mmの針金を10㎝くらいを4本、用意します
2本を合わせて、真ん中あたりを3回ほどねじります
シンカーの上に乗せて、2つの端を内側から小穴を通して前に出します
4つの端を全部まとめて、よじります
3~4㎜残して切り落とし折り曲げます
吊り下げ部の作成
ニードルで本体の尖った所の端から、5㎜くらいのところに穴をあけます
ダビングニードルで穴を大きくします
2mmのドリルを通します
0.8mmの軟質ステンレスの針金を10㎝くらいで切ります
真ん中あたりをまげます、そのまま、左右にゆっくり引っ張ります
輪っかをペンチで掴んで、1~2回よじります
写真のように、端をそとがわに向けます
針金を本体の尖った先端の穴から入れて、2㎜の穴を通して外側へ出します
針金の輪っか側を押したり、端を引っ張て、輪っかの下が
少しすく程度まで入れます
針金の端を輪っかの下に巻き付けます(半回転くらいかな)
針金の端をぎりぎりで切ります
ラジオペンチで形を整えます
ギミックの調整
引っ掛け金物のばね側を外向きに広げます
引っ掛け金物のばねの端から1㎝あたりを内側に曲げます
ヒンジ側を外側に軽く曲げます
蓋が開かないときは、蓋の外側の角を少し削ったり
ヒンジ部を少し外に曲げたり、戻したり、ゆがみがないか
確認しながら、調整します
蓋が問題なく動くようなら
ギミック引っ掛けバネを掛けて、かかり具合や動作を確認します
状態を見ながら、バネ部も調整します
針金の端を処理する
本体の印のところ
蓋の内側とヒンジのパイプのところを
グルーガンで、接着剤を盛り付けます
下手くそだな~~
ヒンジ部のパイプは注意してください
接着剤を盛りすぎると動かなくなります
最後に、もう一度、動作を確認して終了
10月23日 追記
たまに、動作の悪いものがあります
2回に、1回しか開かないなど
確認してみると、どうも、蓋の動きが重い様です
引っ掛け部を少し、広げたり
引っ掛けのバネを調整して、軽く動くように
調整してから、使っています