カゴ釣りの考察
アジかご釣りに使っているカゴです
今回は、令和3年7月のカゴ釣りでいろいろ悩んだことのまとめかな
あくまで、イメージなのですが
基本の考え方です
遠投カゴ、一発カゴ、反転カゴなどのタイプは
①で撒き餌が、出始めて
②撒き餌と鈎が同調して、流れていきます
➂撒き餌が流れて、鈎があとから追いかけます
魚の活性が高いと、①②で喰いつきます
撒き餌に寄せられて、鈎に喰いつくからです
魚がエサを探しているときは、➂でも喰いつくチャンスがあります
エサを探しているときに、エサが流れてくるからです
魚の活性が低い時は、①②では、喰いつかず
➂で、エサが近づいてきたときのみ、反応すると思っています
これは、カゴと潮の流れが同調しているときの場合です
しかし、海の状況は、風によっていろんな変化が発生します
一番、やばいのは釣り座が高く、風が強い時です
特に横風が強い時などは、釣り座が高いと道糸がふけて
仕掛けが手前にいどうして、撒き餌と離れてしまいます
こんな感じの風の時は、釣り座の低いところで釣るようにしています
竿先を海面に近づけて、風による糸ふけを減らすわけです
風が強い時は、別の問題が良く発生します
ウキが風に流されたり、2枚潮が発生したりすると
別の対応が必要になってきます
ウキが風に流されるときは、羽根つきのウキでなく
中通しのウキに変えるなどして、影響を減らしています
サイズダウンですですね
2枚潮の時でも、上潮の流れが弱いとあまり影響は出ないけど
強い時は、かなり問題になります
悪い潮の代表的なパターン
上潮が下潮より早く流れているとき、風でウキが早く流されてるとき
撒き餌より早く、仕掛けが進むのでつけエサが無視されてしまいます
上潮と下潮が反対の流れの時、風でウキが流れと反対に動くとき
上潮が弱ければ問題ないけど
上潮左に、下潮右に、どちらもゆっくり流れているときに釣れたヘダイ
上潮が強い時は、撒き餌とつけエサが離れてしまい
釣りにはなりません
そこで、対策としては
ステンかごなどの、少しづつパラパラ撒き餌を撒くかごに変更します
ステンかごなどは、長い時間、撒き餌を撒くことが出来ます
集魚力は、落ちると思っていますが
活性が高い時は、問題ないだろうけど
低い時は、魚がエサを追わない可能性があります
しかし、つけエサと撒き餌が同調しやすいので
流れがおかしい時は有効だと考えています
これも、仕掛けを止めるなどの操作が必要です
仕掛けを止めることで、しとめたクロダイとマダイ
撒き餌とつけエサが、同調していないと
魚が口を使う可能性は低いと考えているからです
ちなみに、流れを判断するのは、道糸とウキで判断しています
ウキが流れてる方向と反対に傾く、道糸が流れと反対に膨らむとき
上潮が反対に強く流れている可能性が高い
ウキが流れている方向に傾く、道糸が流れの方向に大きく膨らむ
上潮が早く流れている可能性が高い
可能性が高いと言っているのは
手前だけ流れが違うことがたまにあります
問題なく流れていても、海の中まで見ることが出来ないからです
ですが、一応の目安にはなると思っています
さてさて、かご釣りは、エサの前に撒き餌のカゴがあります
しかし、海の状況では、撒き餌とつけエサが同調しないことがある
これを踏まえて、かご釣りをしないと、釣れない可能性が高い釣りです
うん、今ならフカセ釣りも、少しは上手に出来るかもしれません
やる予定はないけど・・・・・・・